葬式は亡くなった人が旅立つ最後の儀式

私は葬式に人生で四回ほど出席したことがあります。
1番最初に行ったのは小学校の高学年の時でした。
大好きな祖父の死は小学生の私にはじめて感じさせる絶望と喪失感でした。
旅立ちを聞かされて病院に行く車の中で声がかれるまで泣き続けたことを覚えています。
病院に着くと祖父のそばに祖母がよりそい泣いていました。
あの光景は一生忘れません。
とても悲しい光景でした。
その横で涙をぬぐい大人たちが何やら葬式はどうするのかと話し合いをしていました。
私はその時、死を悲しむより先にその会話をしている大人たちを見て少し怒りも覚えました。
しかし、今大人になり分かります。
葬式とは大切な人の最後の旅立ちの儀式なのです。
それを行うために大切な人の死を悲しむ時間をさいてでも大人たちはやるべき事をしなくちゃいけなかったんだと感じました。
実際、葬式にで最後に棺桶に花をお供えする時にはすべての人がやっと亡くなった大切な人の死を悲しむ機会を与えられたように涙を流していました。